本編

神奈総生でさえ難解な生徒会のしくみを徹底解剖!

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"有志"というかたち

神奈川総合には生徒会組織図には載らない団体があります。生徒が“有志”として,つまり自主的に集まって組織されている団体です。
傾向としては二種類あります。ここでは便宜上「ボランティア系」と「有志団体系」と呼んで紹介します。

ボランティア系

イメージとしては通常の高校で言う“委員会”。学校の運営の一環にその活動が組み込まれているので,学校生活に貢献するボランティアさんなんですね。
神奈川工業と共有する図書館運営を手伝う「図書館ボランティア」や,進路資料の整理などを手伝う「進路ボランティア」があります。また,神奈川総合は多目的ホールという立派なホール設備をもっているので,その運営をする「ホールスタッフ」さんが居ます。
ボランティアと言っても,慈善事業のような気持ではなく,部活動のように参加している生徒が大半のように思います。

有志団体系

何かを同好する人たちが集った集団や,何か目的がありそれを実行,達成するために活動している人たちの集団,といったところでしょうか。有名どころはOne Coin Concertという団体で,フェアトレードの為のチャリティーコンサート開催・運営を外部と協力して行っています。
今はあまり目立って見られませんが,かつては「日本国憲法の全文を歌う会」なる集団や神奈川総合の10周年を祝う「High-10tion!」などがあったみたいです。枠組みに捕われず自由に活動する姿がいかにも神奈総生だなあと,昔の資料を見て思いました。