本編

神奈総生でさえ難解な生徒会のしくみを徹底解剖!

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協議会について(1)

さて,先ほど横においた協議会について書きます。まずは仕組みとともに,一体どういうものなのかをご紹介しましょう。
生徒会組織図より協議会の部分を抜粋
先ほどの図から協議会の部分を引っぱってきました。これを元に細かく解説していきます。

常設局について

協議会より常設局について
常設局とは,上図で○をつけた「行事局」「クラブ局」のこと。昔の生徒会で行っていた業務を分業した機関です。つまり部活動や行事の予算決算,その他もろもろのお仕事をしています。
局を構成するのは選挙で選ばれた責任者2名。もし1人しか立候補がでなかったり,信任されなかったりすると,局は成立しません。ということは,予算も動きません。1年間,部活がない!行事がない!そんな事態が起こるかもしれないのです。
つまり,神奈総生は選挙の度に「部活,やりますか?やりませんか?」「行事,やりますか?やりませんか?」と質されています。普通の学校じゃ行事は黙ってても実施されますから,あまり想像できませんね。

新規局について

協議会より新規局について
新規局は,新たな試みを実現しやすくするために設けられた“枠組み”です。代表者2名が「こういう活動がしたいです!」と新規局選挙に立候補し,それが承認されて成立となります。平たく言えば,みんなの生徒会費を使って活動するために,説得をして了解してもらおう,ってことです。
現在は「エコ局」がありますが,新規局の局数に制限はないので,この先別の局が誕生する可能性もあります。(裏を返せば,エコ局が無くなることもあり得る。)
有益な活動をより活発にできるように!新規局にはそんな思いが込められているようです。

まとめると...

前のページでも書きましたが,協議会は各局責任者2名ずつから成り立っています。つまり,
協議会
こういうことです。協議会とは赤枠内の人達の集まりなんです。また既述の内容も加味すると,協議会員は常に6人だとも限らないのがわかります。常設局の成立不成立,新規局の個数にによるからです。
そう考えると,もしクラブ局と行事局が不成立になっても新規局(エコ局とか)が承認されれば,協議会は成り立つんですね。なんだか不思議な気もします。

協議会自体の主な活動は「予算の管理」「生徒総会の執行」「よいこ会議の運営」など。
普段は生徒会室を当番制で開放して、様々な物品の貸し出しを行っています。神奈総生の代理,代表として校外業務に参加することもあります。